米国ナビの普及動向 (その2)
米国ナビ伸長の考察
(1)P Nav (携帯ナビ) の米国に於ける異常な伸長
・ITS WCやConsumer Electronics ShowやSAE Convergenceなどで、多くの機種の展示が見られるようになった。
・知人・友人で、P Navを購入して使用する人達がよく見られるようになった・・・彼らは大抵自慢する・・・丁度、1987年に、日本でデジタル地図を使ったナビが最初にクラウンに搭載されたときに、オーナが誇らしく知人・友人を乗せて自慢していた頃を思い出させる。
・既存の電気店:Best Buy, Fly’s Electronics等も店頭販売し始めた。また、下の写真の様なナビ・GPS専門店が出現し始めた。恐らくこれらのショップによるオンライン販売が、もっと盛んと思われる (末尾注:Onlineshop参照)。
(2)P NavがOEM Navを遥かに上回る伸張予測
今回、P Navの販売動向について、諸メーカや地図データ会社にヒヤリングを試みたが、例えば、P Navメーカのトップメーカの一つであるTomTom社だけでも、価格競争の中で、浮沈変動の様子で、全メーカの実態把握は、当面困難である。今回、デジタルマップデータ会社は、NavTeq社とTeleAtlas社にヒヤリングを求めたが、TeleAtlas社 が好意で予測も含めて応じてくれた。しかし、この種の予測データは、市場調査要領や調査について、例えば、価格の前提や、内容充実度の表現が如何になされ るかによっても、多分に結果が変わる可能性があり、そのまま鵜呑みにはできない。然し、伸張の方向と程度については、凡そ大勢を示していると推察される。(3)米国メーカ別販売の公開統計の入手は当分困難
Navメーカのトップメーカの一つであるTomTom社だけでも、価格競争の中で、浮沈変動の様子で、全メーカの実態把握は、当面困難である。今回、デジタルマップデータ会社は、NavTeq社とTeleAtlas社にヒヤリングを求めたが、TeleAtlas社 が好意で予測も含めて応じてくれた。しかし、この種の予測データは、市場調査要領や調査について、例えば、価格の前提や、内容充実度の表現が如何になされ るかによっても、多分に結果が変わる可能性があり、そのまま鵜呑みにはできない。然し、伸張の方向と程度については、凡そ大勢を示していると推察される。
(4)P Navメーカは、乱立・戦国時代
現在は、TeleAtlas社がマップデータを提供するメーカだけで、TomTom, Cobra, Navman, Mio, Dash, Teletype, MyGyde, Carpond, iPod等があり、NavTeq社のマップデータ提供会社を含めて、十数メーカが過当競争に突入した戦国時代の様子である。
(5)本動向は、急速に動いており、目下の焦点である
欧州にやや遅れて米国で始まったこの動向の情報は、まだ、総括するに不十分であり、関係企業・市場調査会社にとっても、目下の焦点である。今回は、依然、その動向調査途上の情報とするに止めたい。欧州にやや遅れて米国で始まったこの動向の情報は、まだ、総括するに不十分であり、関係企業・市場調査会社にとっても、目下の焦点である。今回は、依然、その動向調査途上の情報とするに止めたい。
注: オンラインナビショップは、下記など多数あり:
・Auto Nav 2000:San Francisco Bay Areaの専門店:3つの店舗があり、Online Shopもある:
http://www.autonav2000.com/
・Best Buy:
http://www.bestbuy.com/site/olspage.jsp?id=cat03098&type=category
・Amazon.com:
http://astore.amazon.com/cuteseller08-20?_encoding=UTF8&node=31
・Fry's Electronics:
http://shop3.outpost.com/search?cat=-45034&pType=pDisplay
その他、『Online Shop Navigation GPS』とGoogleに入れると多数のオンラインナビショップ見られる。
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